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長崎/異国情緒と時の流れにふれる旅 その2

 
ようやく秋らしい、さわやかな風が吹くようになりましたね。
帰宅時にはひやっと肌寒さを感じるほどですが、
暑気でバテた体には、それもまた心地よく…
 
 
こんにちは。
最近は仕事の合間、ハーブや庭木の手入れでリフレッシュしている甲斐です。
 
 
長崎旅行2日目はメジャーな観光地を数珠つなぎで制覇。
まずはホテルを出て、

…こういうのが並ぶお土産屋通りを抜け、
 

今年創建150年を迎えた国宝・大浦天主堂へ。
パンフレットや音声ガイドでその歴史にふれつつ、
現存する日本最古のキリスト教建築物を見学しました。
 
 
続いては、

ご近所のグラバー園。
 
和洋折衷な建物たちはそれなりに楽しかったのですが…
 

元の場所に今も建つグラバー邸、リンガー邸、オルト邸は
それぞれ世界遺産や重要文化財に指定されているにもかかわらず、
保存状態がよろしくない…

その他、別の場所から移築された建物は勝手に減築されたり
使い方がおかしかったりで、価値が薄れ…

展示されている調度品やパネルは脈絡がなく…
 
昭和の時代に観光を重視して開発された、よくある残念な例でした…。
しかし、こういったポイントは運営側も問題視されているようで、
今後の課題として挙げられていたので、10年、20年後には
また違った姿が見れるかもしれません。今後の展開に期待!
 
 
お腹がペッコペコになったところで

中華街へ!
 

本場のちゃんぽんはスープの味が違う!
シンプルなのに最後まで飽きず、美味しくいただきました。
 
その後、

眼鏡橋をさらっと眺め、
 
 
事前の期待値No.2で赴いたのは「出島」。
そう、誰もがテストで何度も書かされた、あの出島。

(こちらは敷地内にある15分の1の模型)

ただ…
みなさんご存知でした…?
あんだけメジャー級の扱いを受けているのに…
明治時代には出島ごと周りが埋め立てられてて、実質、消滅してたって…
 
ただ、この出島。
ここからが面白いんです。
まず、1951年から整備事業がはじまり、45年かけて跡地を公有化。
1996年から発掘調査が行われ、あらゆる資料を網羅して復元計画を作成。
「元あった場所に、元と同じ材料・工法で、元と同じ建物を」というポイントに
めっちゃくちゃこだわって、2000年に5棟の建物が完成。

来年にはさらに6棟の建物が再現されるとのこと。

興味がない方には「ふ~ん…」ってなとこでしょうが、
私は2日間の疲れが吹っ飛んでくほどアドレナリン大放出。
こういう意地とか意気とかが見える企画、大好きです。
今後も在りし日の出島の復元に向けて計画が進められていくそうなので、
再び長崎を訪れる楽しみができました。
 
 
こんな感じで、2日目は終了。
3日目は期待値No.1の、あの場所を訪れます!
 
 

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